ハチの巣ができたときの対策は?
軒下やベランダの天井にハチの巣を見つけると、放っておいてよいのか判断に迷います。ここでは種類の見分け方と、自分で手を出してよい範囲の線引きを整理します。
| 対策 | 手軽さ | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 巣に近づかない | 今すぐできる | 見つけた直後 |
| 巣の形と蜂の姿で種類を見分ける | 今すぐできる | 対応を決める前に |
| 自治体の窓口に相談する | 要連絡 | どう対応するか迷うとき |
| 駆除業者に依頼する | 要見積り | スズメバチ・巣が大きいとき |
| 忌避スプレーをまく | 当日できる | 巣を作られる前の時期 |
| 巣ができやすい場所を点検する | 今日からできる | 春先 |
ハチは種類と巣の大きさで危険度がまったく違います。何バチなのかを確かめるのが、対応を決める最初の一歩です。
ハチの巣に今すぐできる対処法
・⚠ 刺激しない・近づかない
巣の近くで大きな音を立てる、棒で払う、振動を与えるといった行為は危険です。黒っぽい服装や香りの強いものも避けてください。小さい子どもやペットが近づかないようにし、洗濯物を干す動線からも外します。
・種類を見分ける
スズメバチは胸と腹のくびれがはっきりした砲弾型で、後脚をたらさず直線的に素早く飛びます。アシナガバチは後脚をたらしてふわふわ飛ぶのが特徴です。巣はシャワーヘッドのような形で六角形の穴が見えればアシナガバチ、球状で表面がマーブル模様ならスズメバチです。
・⚠ スズメバチは自分で駆除しない
攻撃性が高く、防護なしで近づくのは危険です。アシナガバチであっても、高い場所にある、巣が大きい、過去に刺されたことがあるといった場合は業者に任せてください。刺されて痛みや腫れ、体調の変化があるときは医療機関に相談します。
ハチが巣を作る原因は?
春になると、冬を越した女王蜂が単独で巣を作り始めます。選ばれるのは雨風をしのげて外敵が来にくい場所で、軒下・ベランダの天井・換気口・生け垣・床下などが典型です。初夏までは巣も小さく蜂の数もわずかですが、夏から秋にかけて働き蜂が増え、数十匹から百匹規模になると攻撃性も高まります。小さいうちに気づけるかどうかで、対応の難しさが大きく変わります。
ハチの巣を作られる前にできる予防のポイント
春先に手を打つ
・4〜6月ごろに点検する
この時期の巣はゴルフボール程度の大きさで、蜂も女王蜂だけということがあります。軒下やベランダの天井、物置の隅をときどき見ておくと、大きくなる前に気づけます。
・巣ができやすい場所に忌避スプレーをまく
巣作りの季節の前に、軒下や換気口のまわりに使っておく方法があります。効果は続かないため、使用場所と間隔は製品表示に従ってください。
・⚠ 自治体の窓口に相談してみる
多くの自治体は個人宅の駆除そのものは行っていませんが、業者の紹介や、地域によっては費用の補助制度があります。動く前に一度確認する価値があります。あわせて、甘い飲み物の空き缶や落ちた果実、生ゴミを残さないようにすると寄りにくくなります。
