畳のカビの対策方法は?原因と今日からできる予防のポイントを解説
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畳のカビの対策方法は?

梅雨の時期に和室へ入ると、畳の表面が白っぽく粉をふいていることがあります。ここでは畳を傷めない落とし方と、生やさない環境づくりを整理します。

対策 手軽さ 向いている状況
乾いた布で表面を払う 今すぐできる まず最初に
消毒用エタノールを吹いて拭く 30分ほど 表面のカビ
畳の目に沿ってかき出す 30分ほど 目地に入り込んだとき
換気と除湿をする 今すぐできる 作業中と作業後
敷きっぱなしをやめる 今日からできる 予防の基本
表替えや張り替えを相談する 要見積り 広範囲・奥まで進んだとき

畳のカビ取りでいちばん大事なのは、やってはいけない方法を避けることです。よかれと思った掃除が逆効果になります。

畳のカビに今すぐできる対処法

・⚠ 水拭きをしない
畳は水分を吸い込む素材なので、水拭きすると内部に湿気を与えてカビを育てることになります。濡れた雑巾で拭きたくなりますが、ここは乾いた布で払うところから始めてください。

・⚠ いきなり掃除機をかけない
排気の風で胞子が舞い上がり、部屋じゅうに広がります。掃除機を使うのは、乾拭きとエタノールでの処理を済ませたあとにしてください。

・エタノールを吹いて畳の目に沿って落とす
乾拭きで表面を払ってから消毒用エタノールを吹き付け、乾いたら別の乾いた布で拭き取ります。目地に残った分は歯ブラシで畳の目に沿ってやさしくかき出してください。使った布は胞子が付いているので使い回さず処分し、作業中はマスクと手袋を着けて換気します。

畳にカビが生える原因は?

畳に使われているい草は湿気を吸い込む性質があり、吸った分を放出できないとカビの条件がそろいます。新しい畳ほど吸湿する力が強いため、入れ替えた年に出やすいことがあります。布団を敷きっぱなしにしたり、上からカーペットを重ねたり、家具で覆ったりすると、畳が空気に触れられず湿気がこもります。梅雨や、締め切ったままの和室で起こりやすいのはこのためです。

畳のカビの再発を防ぐ予防のポイント

湿気をためない

・換気と除湿を習慣にする
窓を開けて風を通し、雨の日は除湿機やエアコンの除湿を使います。和室を閉め切ったままにせず、1日に一度は空気を入れ替えてください。

・畳の上に敷きっぱなしにしない
カーペットやマットを重ねると通気が止まります。布団も敷いたままにせず、起きたら上げて畳を空気に触れさせてください。

・家具の下にも風を通す
畳に直接置いた家具の下は湿気がたまります。脚のあるものを選ぶか、模様替えのときに床の状態を確認してください。表面を落としても繰り返す場合は内部まで進んでいることがあるので、畳店に相談して表替えを検討します。

よくある質問(FAQ)

Q. 掃除機は使ってはいけない?

A. カビが表面に出ている状態で吸うと、排気とともに胞子が部屋に広がります。乾拭きとエタノールでの処理を済ませたあとであれば使って問題ありません。順番を守ることがポイントです。

Q. 塩素系のカビ取り剤は使える?

A. 畳が変色したり傷んだりするため向きません。消毒用エタノールか、畳に使える表示のある製品を選んでください。なお塩素系と酸性のものが混ざると有毒なガスが出るので、種類の違う洗剤を併用しないようにします。

Q. 落としてもまた生えてくる

A. 部屋の湿度と通気が変わっていないことが原因です。換気と除湿を続け、畳の上の敷物や家具の置き方を見直してください。それでも繰り返す場合は、カビが畳の内部まで入り込んでいる可能性があるため、表替えを検討する段階です。

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