衣類の色あせの対策方法は?
お気に入りの黒い服が、着るたびに薄くぼやけてきたと感じることがあります。ここでは色を保つ洗い方と干し方を整理します。
| 対策 | 手軽さ | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 裏返して干す | 今すぐできる | 外に干すとき |
| 日陰に干す | 今すぐできる | 濃い色の衣類 |
| 乾いたらすぐ取り込む | 今すぐできる | 干しっぱなしにしがちなとき |
| おしゃれ着用の中性洗剤を使う | 今日からできる | 濃色やデリケートな衣類 |
| 蛍光増白剤入りの洗剤を避ける | 今日からできる | 色柄物や生成りを洗うとき |
| 洗濯ネットに入れる | 今すぐできる | 摩擦を減らしたいとき |
色あせは日光・洗剤・摩擦の三つが重なって進みます。一度抜けた色は戻せないため、予防に手をかけるのが基本です。
衣類の色あせに今すぐできる対処法
・裏返して日陰に干す
紫外線は染料を分解します。裏返すだけで表側が直接光に当たらなくなり、日陰に干せばさらに進みにくくなります。濃い色の服ほど差がはっきり出ます。
・乾いたらすぐ取り込む
干している時間がそのまま日に当たる時間になります。乾いたあとも外に出したままにせず、早めに取り込んでください。
・⚠ 洗剤の種類を確かめる
蛍光増白剤が入った洗剤は白物を白く見せるためのもので、色柄物や生成りに使うと色味が変わります。濃い色の衣類には中性のおしゃれ着用洗剤を選んでください。塩素系漂白剤は色柄物には使いません。
衣類が色あせる原因は?
いちばん大きいのは紫外線で、日に当たるほど染料が分解されて色が抜けていきます。洗剤も関係していて、アルカリ性の成分や漂白剤、蛍光増白剤は色味を変える方向に働きます。さらに、洗濯中や着用中の摩擦で表面の繊維が毛羽立つと、光が乱反射して白っぽく見えるようになります。乾燥機の高い温度も、生地と染料への負担になります。
衣類の色を保つ予防のポイント
日光・洗剤・摩擦を減らす
・干し方を変える
裏返す、日陰を選ぶ、短時間で取り込むの三つで、日光による負担はかなり減らせます。濃色の服が多い家庭では、室内干しや浴室乾燥に切り替えるのも手です。夏場は日差しが強く、短時間でも影響が出やすくなります。
・洗い方を変える
濃い色のものは分けて洗い、洗濯ネットに入れて摩擦を抑えます。洗濯機に詰め込みすぎると衣類どうしがこすれるため、量にも余裕を持たせてください。乾燥機の高温も負担になるので、大切な衣類は自然乾燥にします。
・しまい方にも気を配る
クローゼットの中でも、窓からの光や照明で少しずつ退色します。長くしまう衣類はカバーをかけ、直射日光が当たる場所を避けてください。ハンガーにかけたまま窓際に出しておく期間が長いと、その部分だけ色が変わることがあります。
