ハクビシンが屋根裏にいるときの対策は?
夜になると天井の上で重い足音がする、天井にシミが出てきた、という形で気づくことが多い被害です。ここでは法律を踏まえた対処と、二度と入られないための封鎖を整理します。
| 対策 | 手軽さ | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 物音の位置と時間を記録する | 今すぐできる | 気づいた直後 |
| 侵入口を探す | 半日がかり | 出入り口を特定したいとき |
| 忌避剤で追い出す | 当日できる | 住み着いているとき |
| 金網やパテで隙間をふさぐ | 半日がかり | 出て行ったあと |
| 庭の餌になるものを片づける | 今すぐできる | 家の周りに寄ってくるとき |
| 専門業者に依頼する | 要見積り | 屋根裏に上れない・被害が広いとき |
ハクビシン対策は「追い出す」と「入れなくする」の二段構えです。封鎖をしないまま追い出しても、同じ家に戻ってきます。
ハクビシンに今すぐできる対処法
・⚠ 自分で捕まえない
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象で、許可なく捕獲することはできません。自分でできるのは、忌避剤などで出て行ってもらい、侵入口をふさぐところまでです。追い詰めると噛まれることもあるため、直接手を出さないでください。
・物音の位置と時間を控える
夜行性なので、夕方から明け方にかけて動きます。天井のどのあたりで音がするかを書き留めておくと、侵入口の見当がつき、業者に伝えるときの手がかりにもなります。
・侵入口を探す
8〜10cmほどの隙間があれば通り抜けられます。軒下、屋根と外壁の取り合い、換気口、床下の通風口などを外から順に見てください。木の枝や電線を伝って屋根に上がるため、周囲の高さも確認します。
ハクビシンが住み着く原因は?
屋根裏は雨風をしのげて暖かく、外敵も来ないため、ねぐらや子育ての場所として好まれます。加えて住宅地には庭の果実・生ゴミ・ペットフードなど餌になるものが多く、定着しやすい環境がそろっています。決まった場所に繰り返し糞尿をする習性があるため、天井にシミが広がったり強いにおいが下りてきたりします。木登りが得意で、枝や雨どいを伝って屋根まで上がってきます。
ハクビシンの再発を防ぐ予防のポイント
追い出したら必ずふさぐ
・中にいないことを確かめてから封鎖する
残ったまま出口をふさぐと閉じ込めになり、中で死んでしまえばにおいや虫の問題に変わります。子育ての時期は動けない子が残ることもあるため、時期と状況の判断がつかない場合は業者に相談してください。
・8〜10cmの隙間を残さない
金網やパンチングメタル、パテを使って、軒下・換気口・通風口をふさぎます。力が強いので、はがされない固定のしかたが必要です。1か所でも残っているとそこから戻ります。
・⚠ 屋根裏の掃除は無理をしない
糞尿の清掃はマスクと手袋が必須で、屋根裏は足場が悪く天井を踏み抜く危険もあります。範囲が広い場合やにおいが強い場合は、消毒まで含めて業者に任せてください。庭では、落ちた果実や生ゴミを残さず、屋根に届く枝を切っておくと寄りにくくなります。
